【コラム】『ぬいぐるみ制作にまつわる〇〇の理由』まとめ

こんにちは、NUIGURUMI Labの井上です。
今回は『ぬいぐるみ制作にまつわる〇〇の理由』について、まとめコラムを書かせて頂きます。お題はこちら。(ドドン!)

①お客様へなるべくキャラクターの名前を聞く理由

②サンプルの校了が早い理由

③リピーターのお客様が多い理由

それではひとつひとつ行ってまいりましょう♪

①お客様へなるべくキャラクターの名前を聞く理由

NUIGURUMI Labでは、お客様へなるべくキャラクターの名前を聞くようにしております。もちろん制作管理的に名前がわかっていた方が管理がしやすいという側面もございますが、やはりキャラクターをぬいぐるみ化するということは『生命を吹き込む作業』だと思っており、お客様の想いと作り手の想いを反映させカタチにしていく際、なるべく名前がわかっていた方が気持ちが入りやすいと思っているからです。
なるべくと言うのは、中にはキャラクターの名前や詳細を伏せて制作を依頼したいお客様もいらっしゃいますので必ず教えて下さいということでもございませんし、名前がわからず制作すると仕上がりが悪くなるということでもございませんのでご安心頂ければと思います。『ひとつひとつのキャラクターを大切に、最高のぬいぐるみに仕上げたい!』というNUIGURUMI Labのポリシーなのだとご理解頂けましたら幸いです。

②サンプルの校了が早い理由

ここからは制作寄りのお話となりますが、NUIGURUMI Labが自信をもってお伝えするのはサンプル制作回数~校了までのスピードの早さと精度になります。

理由①:使用生地・色のアレンジはお任せあれ!

NUIGURUMI Labでは基本的に使用生地・色のアレンジはこちらにお任せ頂いております。と言うのも下記ぬいぐるみ制作定番3素材だけでもこれだけの色数があるからです。

  • ソフトボア・・・約150色
  • クリスタルボア・・・約250色
  • ナイレックス・・・約300色

中には「自分で生地・色も選びたい!」というお客様もいらっしゃるかと思いますが、実際には生地の色見本帳を目の前にすると、この膨大な色数に目がまわってしまうかと思います。またここから更に別生地同士の組み合わせや相性等も考慮していく場合、やはり経験豊富なプロによる適正な生地・色選びをした方が間違いが起こりにくいからです。結果的にこちらで使用生地・色のアレンジをすることで、お客様へのリードタイムを短縮することにも繋がってきます。

理由②:1stサンプルからほぼ本番仕様!ダミー生地は使用しません!

よくあるパターンはお客様へ使用生地・色を確認している間、1stサンプルはダミー生地(工房にある似寄りの在庫生地)で制作することが多く、その場合色がズバリではないことから全体的な仕上がりの印象・見映えも損なってしまうことがあります。
先にも述べた通り、NUIGURUMI Labでは使用生地・色のアレンジはこちらで行うため、1stサンプルからズバリの生地・色にて制作するので、お客様へ仕上がりをご確認頂く際も1stサンプルから完成形のイメージがしやすく、よりスムーズな進行となります。尚、1stサンプル時は刺繍やプリントをする箇所は紙片にて仮配置をし、主に全体な形状・仕上がりをご確認頂き、問題がなければ2ndサンプルで刺繍やプリント箇所を反映させ完成させます。

理由③:圧倒的なサンプル精度をお約束!

ここでようやくテクニカル(制作技術)的なキモのお話となりますが、修正回数が少ない理由はやはりサンプル制作職人の腕によるところに尽きます。NUIGURUMI Labのサンプル制作職人は日本向けのぬいぐるみ制作に10年以上の経験があり、どうしたら可愛く仕上がるかを熟知しており、またお客様のご要望・ニュアンスをしっかりと酌んで仕上げていくのでサンプル制作回数を最小限に抑え早く校了することが可能となります。文字で説明しても説得力に欠けるかもしれませんので、詳しくは下へスクロールお願いします↓↓↓

【検証】ズバリ!鮭冬葉しゃけちゃんのサンプル制作回数は・・・?

本記事のサムネイルにもなってくれている鮭冬葉しゃけちゃんですが、とっても可愛く仕上がりました!もはや見て頂ければ説明不要ですのでシンプルにお答えします、サンプル制作回数はズバリ2回です!!!

③リピーターのお客様が多い理由

ここまではサンプル制作までのお話でしたが、最後に一番重要な『量産制作』のお話をさせて頂きます。サンプルの仕上がりがいくら良くてもいざ量産品が届いてみたら、サンプルと比べクオリティが落ちててガッカリということは中国で生産をしているとよくあることかもしれません。では何故NUIGURUMI Labが選ばれるのか?をご説明させて頂きますね。

理由①:会社の代表自ら中国で常駐管理をしているレアな会社だからです^^

はい、今この記事を書いている私、井上が中国(上海)に常駐し、ひとつひとつのご注文の制作監修・生産管理を行っております。コロナ禍を経て今でこそリモートワークが当たり前になってきましたが、私はコロナ前からずっと日本から海外中国でリモートワークをしていると思って頂ければわかりやすいかと思います。井上プロフィール

理由②:クオリティ最優先!現地にいるからこそ持てる情報とコネクション!

現在中国に駐在して通算16年目、たくさんの量産工場を見てましたが今付き合いのある量産工場は、私が自分の目で確かめ、量産でもサンプル同様のクオリティが出せると太鼓判を押した厳選した量産工場のみとなります。中国の工場との付き合いは関係性が非常に重要で一度信頼関係ができると通常では断られてしまうような小ロットの案件も関係性で受けてもらえたりと、現地ならではの交渉や裏技があったりもしますので、まずはお気軽にご相談頂ければと思います。

理由③:モノ作り現場主義!問題は納品後日本で発覚したではもう遅い!

ぬいぐるみはジャンルが少し特殊で、アパレルであれば中国から出荷する前に検品会社へ入れればある程度リスクは防げますが、ぬいぐるみを検品会社へ入れても発見できるのは破れやホツレ程度で顔パーツの配置や表情、微妙なニュアンスはまでは見てもらえません。最終的には自分の目で確認していくことが非常に重要であると考えます。NUIGURUMI Labではサンプル制作~量産生産~検品・出荷~納品まですべての工程を私が監修・管理をしており、中国の現場で起こった問題・ダメなものは現場で解決、基本的にOKなものしか日本へ出荷しないことをポリシーとしております。
モノ作り現場主義のスキーム

【結論】ぬいぐるみはNUIGURUMI Lab = 井上に任せておけば安心という信頼

ぬいぐるみの大部分は中国で生産しているかと思いますが、恐らく制作現場から直接お客様と確認をしている日本の会社はあまりないのでないかと思います。お客様の手の届かないところでNUIGURUMI Lab = 井上がお客様の代わりに手と足となり、ひいては最高のぬいぐるみに仕上げ日本へお届けするというポリシーのもと、ご満足頂いた多くのお客様より信頼を頂き、お蔭様でリピーターとなって頂いております。こちらでご紹介するのは制作事例でもご紹介しているポコポコのリピート事例になります。

最後に

少し長くなりましたが、以上が『ぬいぐるみ制作にまつわる〇〇の理由』まとめになります、最後までお読み下さり有難うございましたm(_ _)m
今後も引き続き制作現場より数量の大小問わず、ひとつひとつのキャラクターを大切に、ぬいぐるみ化=『生命を吹き込む作業』のお手伝いをさせて頂きます。何かご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います、よろしくお願いします。

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